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看護学部で特別講義「ダイナミックバランスフォーライフ」を開催しました


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12月10日に看護学部で、オーストラリア?アデレード大学の研究者と実践家を招いた特別講義「ダイナミックバランスフォーライフ:転倒による外傷や障害を最小限にする取り組み」が開催され、柔道を基に作られたプログラムを学生が学びました。
講義は講話と体験の2部構成で行われました。講話の冒頭でアデレード大学柔道クラブのミーラ?バルマ氏は自身らの取り組みについて「転倒は命を奪うこともある。転倒した経験が恐怖となり、外出ができなくなることもある。柔道には受け身があり、これをベースにプログラムを考えた」と話しました。
次に、研究者であるアガサ?ダリア?ヤチャック氏はこれまでの研究と実際に行ったダイナミックバランスフォーライフのプログラムを紹介し、「プログラムを続けることにより、高齢者が転倒しても受け身がとれるようになったり、姿勢が改善し、転びそうになっても態勢を立て直せるようになった」という成果を発表しました。
第2部では、バルマ氏とマイケル?ヘッドランド氏が講師となり、実際のプログラムを体験しました。柔道の「自然体」を基本型とし、人や物を歩きながらかわしたり、転びそうになったときに当たる面が広くなるように受け身をとるなど、実際に高齢者が転倒しやすいシチュエーションを想定したプログラムに、学生たちは真剣に取り組みました。体験の中で竹熊カツマタ麻子教授は「看護の現場において、大腿骨を骨折し、歩けなくなった高齢者を多く見てきた。自分が柔道を始めて、受け身をとるようになり、これを活かせないかと思っていたところ、このプログラムに出会った」と話し、転倒を防止するのではなく、転倒した際にケガを軽くするというプログラムの重要性を学生たちに伝えました。
講義を受けた看護学部2年の安藤萌花さんは「祖母が、足が痛くなったことをきっかけに出掛けることが少なくなってしまった。日本の文化である柔道で楽しみながらフレイル予防ができることがとても良いと思った。祖母と一緒にやってみたい」と感想を述べました。

写真1

講話の様子

写真2

受け身の練習をする学生

写真3

足元の障害物を避ける様子

写真4

記念撮影

(2024年12月12日)

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