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看護学部がタイとアメリカの大学と国際協働授業を実施


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6月6日、看護学部では、交流協定を締結しているタイのコンケン大学と米国のオレゴン健康科学大学とをオンラインでつないで、国際協働授業を行いました。
きっかけは、今年の5月に交換留学生として2週間、本学の授業に参加したコンケン大学の学生たちが、帰国後も本学の学生と一緒に看護を学びたいとの要望があったことです。
授業では、初めに竹熊カツマタ麻子教授が「グローバル化社会と災害」と題し、気候変動が及ぼす健康への影響などについて講演したあと、参加学生たちへ看護的取組についてディスカッションを促しました。また、それぞれの大学の教員も参加し、気候変動や難民支援等における看護の役割について意見交換を行いました。
本学の学生からは「気候変動や災害を避けることはできないが、個人のメンタルケアや避難困難者の把握等、対策のための体制を備えておくことが大切だ」、また、タイの学生からは「気候変動に伴って現れる疾患や衛生問題に対する教育や研究が予防行動に繋がっていく」といった意見が出るなど国によって視点の異なる考え方があることが確認でき、参加した学生にとって貴重な学びの機会となりました。
本学では、全学的にCOIL(Collaborative Online International Learning)に取り組んでおり、海外の大学とオンラインを利用した協働授業を展開しています。

講義は2か国語で実施(竹熊教授) 

コンケン大学(タイ)学生の発表

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(2023年6月16日)

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