毎週水曜日に実施する全学共通科目「バイオ―静岡から世界へB」では、7月1日からの4コマを静岡商工会議所と連携実施しました。「バイオ」は、食品?医薬品生産分野で用いられる「バイテクノロジー」を包括します。本県は豊富な農産物資源を産することから、バイオ技術の導入により一層の地域社会の活性化が見込まれます。本科目は、地域社会さらに世界へのバイオ技術の貢献について学ぶものです。静岡商工会議所との連携は、小林裕和客員教授 (当時:副学長) が代表教員となり、2015年度より開始しました。静岡商工会議所と連携して講師を調整させていただき、今回のZoom配信を学生だけでなく同会議所関係者も聴講しました。
第1回(7月1日):茶業の持続計画 (九島祥弘氏:ChaOI コーディネーター)
第2回(7月8日):製品開発業務について (給田尚文氏:はごろもフーズ(株) シーチキン?デザート?総菜ユニット 製品開発担当マネージャー)
第3回(7月15日):食を介した社会づくり (竹田昭男氏:(株)静鉄ストア 代表取締役社長)
第4回(7月22日):キャリアイノベーションの勧め (松下充孝氏:静岡商工会議所 新産業開発振興機構開発コーディネーター、元 (株)J-オイルミルズ 専務取締役)
実体験を有する方々による講義は、将来それぞれの分野で活躍する可能性が高い受講生にとって有用です。この種の講義への受講生の関心は高く、毎回、多くの質問が出ました。
講義の一例として第2回を挙げると、給田氏は、「製品開発業務について」との演題の下、製品開発は企業の成長には欠かせないものであり、どのような流れで行っているのか、どのようなスキルを必要とするかなど丁寧に説明されました。製品開発は、企画立案→製品設計→試作?検証→製造→販売検証(いわゆるPDCAサイクル)の流れがあり、企画立案が最も重要であり、企画するためのひらめきの素となる情報はいたるところにあること、また、その情報をいかに消化するかは個人のセンスにかかっていることや、必要なスキルとして挙げられたコミュニケーション能力や探求心、あきらめない心の強さなど、学生にとって今後に活きる講義内容となりました。最後には、食品メーカーで商品開発を志す学生に対し、「自分で料理をつくり、何か一つでも得意料理をもつこと」といったアドバイスもありました。
第1回(7月1日):茶業の持続計画 (九島祥弘氏:ChaOI コーディネーター)
第2回(7月8日):製品開発業務について (給田尚文氏:はごろもフーズ(株) シーチキン?デザート?総菜ユニット 製品開発担当マネージャー)
第3回(7月15日):食を介した社会づくり (竹田昭男氏:(株)静鉄ストア 代表取締役社長)
第4回(7月22日):キャリアイノベーションの勧め (松下充孝氏:静岡商工会議所 新産業開発振興機構開発コーディネーター、元 (株)J-オイルミルズ 専務取締役)
実体験を有する方々による講義は、将来それぞれの分野で活躍する可能性が高い受講生にとって有用です。この種の講義への受講生の関心は高く、毎回、多くの質問が出ました。
講義の一例として第2回を挙げると、給田氏は、「製品開発業務について」との演題の下、製品開発は企業の成長には欠かせないものであり、どのような流れで行っているのか、どのようなスキルを必要とするかなど丁寧に説明されました。製品開発は、企画立案→製品設計→試作?検証→製造→販売検証(いわゆるPDCAサイクル)の流れがあり、企画立案が最も重要であり、企画するためのひらめきの素となる情報はいたるところにあること、また、その情報をいかに消化するかは個人のセンスにかかっていることや、必要なスキルとして挙げられたコミュニケーション能力や探求心、あきらめない心の強さなど、学生にとって今後に活きる講義内容となりました。最後には、食品メーカーで商品開発を志す学生に対し、「自分で料理をつくり、何か一つでも得意料理をもつこと」といったアドバイスもありました。
給田氏による第2回オンライン講義
竹田氏による第3回オンライン講義
松下氏による第4回オンライン講義
(2020年7月28日)